フィカス・ティネケについての水差しの仕方と記録を載せています。
フィカス・ティネケ以外にもフィカス・ウンベラータなどの他のフィカス種(ゴムの木など)も同様な方法です。
水差しの方法
こんな感じで水差しにしておけば発根します。
準備するもの
- 水を張る容器(50mLのコニカルビーカー)
- メネデール
コニカルビーカーがオススメです。洗いやすいけれど、ビーカーなどより口がすぼまっていて挿しているものが散らかりにくいです。追加投資するのが面倒な方はマグカップなどでもOKですが、透明なガラス製が成長が見えやすいのでお勧めです。
水差し記録
水差し開始:20/06/21
水に差しています。
これで幹に水が浸透すると天芽周辺から成長ホルモンが降りてきてカルスが出来て根が生成されます。
カルス生成開始:20/06/25
幹が白っぽくなり、白いポツポツ(カルス)が生成しています。カルスは根っこのもとになる細胞が集まって形を形成しようとしている途中のものです。ボコボコで不気味ですが、取らずに触らないようにしましょう。
幹が割れる:20/06/30
カルスが内側から幹の外皮を押しているのか、幹が割れてきました。幹の先が少し色が悪いのが気になりますが、水をこまめに変えている限り腐ることはそうそうないのでここは触らずにグッと我慢です。
幹が割れる:20/06/30
発根:20/07/05
上述の幹が割れた部分から根が出てきました。よって、2週間程度で根っこが出来たと言える状況になってきました。
運用としては、水は1~2日に1回交換をします。水はシャワーでしっかりと空気を含ませて、500倍に薄めたネメデールをさらに10倍ぐらい薄めて与えています。
注意点としては、根がしっかりと出来ていない場合は濃い肥料や活力剤に触れると根が傷むので、心配な方は水だけで育ててもOKです。それでも十分発根します。
植え付け:20/07/11
根がどんどん出てきて、このまま伸ばした後に土植えにすると植え付けの際に根が折れる懸念がありましたので、少し早いですが、土植えに切り替えました。これだけ根が出ていれば活着もしてくれるでしょう。
活着確認:20/07/29
少し時間が空きましたが、活着確認できました。経験的にですが、水差しから土植えへの切り替えで成長は一時的に停滞します。水の中で育つ根と土の中で育つ根は多少性質が違うのか、それとも単純に土植えする際に根に傷が付くからでしょうか。。。
いずれにしても新芽の展開と根の展開が確認できましたのでこれにてフィカスティネケの水差し増殖+土植えへの切り替えは完了です。
後日談:20/08/24
生長の様子の一部です。順調です。このままいくとウンベラータのように大きくなるのだろうか。期待してしまいますね^^
コメント